はじめに
マンションに住んでいる方は、ベランダ掃除をしようと思った時に「水は使っても大丈夫かしら?」と疑問に思ったことがあるかもしれません。今回はその疑問にお答えするベランダの掃除方法をご紹介します。
ベランダ掃除をする前にまず確認しよう

ベランダ掃除をする前には、必ず水を流しても大丈夫かどうか確認してから掃除を行うようにしましょう。
マンション管理規約の確認
ベランダに水を流しても大丈夫かどうかは、入居時などにもらっている「マンション管理規約」に記載されている場合がありますので、確認しましょう。わからない場合は、管理会社に問合せをすると良いです。
ベランダは共用部
そもそもの前提として、ベランダは共用部であることが多いです。ですので、ベランダは何をやっても大丈夫という場所ではありません。排水路を通じて、隣の部屋ともつながっていますので、もし大量の水を流した場合には影響も出てきます。
大量の水を流すことは管理規約で禁止されている
管理規約で、大量の水を流すことが禁止されているマンションも多いです。基本的にマンションのベランダは防水処理がされてないので、大量の水を流すと漏水する可能性があるからです。
掃除をする日は風のない日がベスト
掃除をする日は風のない日かどうかも確認しましょう。風が強いと、掃除をしている最中に気をつけていても隣の部屋にゴミや埃が舞ってしまう可能性があるからです。
左右や下の階のベランダの状況を確認する
上に書いた内容とも関係するのですが、ゴミや埃が舞ってしまう可能性を考慮して、左右や下の階の方がベランダに出ていたり、洗濯物を干したりしていないかなども確認することをオススメします。
ベランダ掃除の準備をしよう

確認ができたら、次はベランダ掃除をする準備をしましょう。この準備をするかしないかで、実際のお掃除の進み具合やお掃除のやりやすさに影響が出てきます。
掃除をしやすいように物を片付ける
ベランダ掃除は、物がないほうが圧倒的に掃除がやりやすいです。ベランダを見渡して、掃除をするのに邪魔だなと思うものがあったら、片付けるところから始めましょう。
良い機会と思って、不用品を処分する
ベランダには置く場所がないからという理由で長年使っていない物が置いてあるかもしれません。もし使っていない不用品があったら、良い機会と考えて処分をすることをオススメします。
掃除は別の日に行っても良い
不用品を処分するとなると、それなりに時間がかかります。同じ日にさらにベランダ掃除を行うとなると負担が大きくなります。不用品を処分することになった場合は、掃除は改めて別の日に行って負担を軽くしましょう。
準備する掃除道具
- ホウキとチリトリ
- ごみ袋
- 雑巾・汚れて捨てても良い布やキッチンペーパーなど
- 古新聞
- バケツ
- ゴム手袋・マスク
ベランダ掃除の手順
それでは、実際に掃除をする手順をご紹介していきます。「ベランダ掃除をする前にまず確認しよう」でも書いた通り、大量の水は流さないほうが良いので、今回は水を流さない掃除の手順をご紹介します。
大きなごみを取る
まずは床面の大きなごみをホウキとチリトリで集めます。この時、バケツの水で濡らした新聞紙を細かくちぎり、床面に撒くと良いです。新聞紙がごみや埃を絡め取ってくれるので、ホコリが舞い上がることなくごみを集めることができます。
汚れ落としをする
大きなごみがなくなったら、雑巾を使って手すりなどの汚れの拭き掃除を行います。もし鳥のフンなど厄介な汚れがある場合は、マスクやゴム手袋を付けます。キッチンペーパーや汚れて捨てても良い布などを使って取り除きます。取り除いた物はごみ袋などに入れて密封して捨てます。
窓枠や排水溝の掃除をする
窓枠にたまった汚れは気にはなっていても普段なかなか掃除をする機会のない場所です。この機会に掃除をしましょう。排水溝は落ち葉などが溜まりやすい場所です。何もしないと水が流れず詰まって、隣の部屋などに迷惑をかけてしまいます。必ず掃除をしましょう。
仕上げをして、物を元に戻す。
ここまで終わったら、バケツの水で濡らした雑巾でまだ残っている汚れを拭き上げます。床面にごみや埃がまだ残っていたら、きれいに掃除します。すべて終わったら、ベランダに置く物は元に戻します。使った掃除道具もかたづけて、お掃除を終了します。
まとめ
ここまでをまとめておきます。
1.ベランダ掃除をする前にまず確認をします。
2.ベランダの掃除の準備をします。
3.実際にベランダ掃除を行います。
ご紹介した通り、基本的に水は流さないでベランダ掃除をしたほうが良いです。ぜひ、今回の記事を参考にして、ベランダ掃除を行って下さい。