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窓掃除の誤解!?窓掃除の正しいやり方と手順をお伝えします

始めに

窓掃除していますか?「あまりやっていない」「窓掃除は大変」と思っている方もいるかもしれませんね。もしかしたら、ちょっとした誤解から、窓掃除は大変と思っているからかもしれません。今回は窓掃除の正しいやり方と手順をお伝えします。

窓掃除の誤解とは

窓掃除の誤解とは「窓掃除=(イコール)洗剤」となっていることです。何となく窓掃除といえば雑巾と洗剤を両手に持って、「さー、やろうかな。」みたいなイメージがありませんか?

これは、実はあまりよくない方法なんです「窓に洗剤をかける」そして「雑巾で拭く」実はこの方法だと、ただ窓の汚れを洗剤を使って広げているのと同じことになってしまうのです。

窓掃除をして2〜3日後に太陽の光が当たった窓を見ると、それがハッキリとわかります。汚れを広げた「拭きムラ」の跡がたくさん残っているからです。

正しい窓掃除とは

それでは、正しい窓掃除とはどうすれば良いのでしょうか。窓につく汚れと一緒にご紹介します。

窓につく汚れは?

窓にはいろいろな汚れがつきます。外側の窓には空気中に含まれるちりや泥、花粉などが、内側の窓には手垢やホコリなどの汚れがついています。

これらの汚れは通常どれも簡単に取れ、ガンコにこびりつくことはほとんどないのです。しかし、この汚れをしっかり拭いてから洗剤を使わないと、汚れをただ広げているだけになってしまうのです。

正しい窓掃除のやり方

正しい窓掃除のやり方は、洗剤を使わず、拭き掃除だけでしっかり汚れを落とすことです。「洗剤は仕上げにちょこっと窓を光らせるために使う」それくらいのイメージでちょうど良いかもしれません。

拭き掃除で「汚れ」をしっかり落とすことこそが、窓掃除の最も重要なことと覚えておいて下さい。

窓掃除に準備する物

窓掃除には、以下の物を準備すると良いです。

・雑巾(水拭き用)2〜3枚

・雑巾(乾拭き用)2枚

・バケツ

・窓用洗剤

・掃除機

・歯ブラシ

・ティッシュ

・ゴミ箱

窓掃除の手順

それでは、窓掃除の手順をご紹介します。

水拭きで窓の汚れを落とします

まずは部屋の内側の窓から行います。汚れは、内側の窓のほうが少ないので、気分的に内側の窓からのほうがスタートしやすいです。内側が終わったら外側の窓を行うと良いですよ。

水の入ったバケツで雑巾を少しゆるく絞って、窓の上から下に向かって順に窓を拭いていきます。外側の窓は、下に水が垂れてしまっても大丈夫でしたら、1回目は雑巾が水で「じゃぶじゃぶ」するくらいの状態でもよいかもしれません。

ポイントはしっかりと汚れを落とすことです。1回目が終わって雑巾を見てひどく汚れていたり、窓を見てまだ汚れが残っているようでしたら、2回目も行います。腕や体が疲れない位の無理のない程度に、汚れが落ちたなと思うまでこれを繰り返します。

乾拭きで窓を光らせます

窓の汚れが落ちたら、乾拭きをします。ポイントは上から順番に縦でも横でも大丈夫ですが、一定の方向に拭くことです。適当に拭いてしまうと、「拭きムラ」ができてしまいます。この乾拭きで窓をぴかっと光らせます。洗面所の鏡を乾拭きするのと同じイメージですね。

仕上げに少し洗剤を使います

水拭きで汚れを落として、乾拭きで光らせることができていれば、洗剤を使わなくても大丈夫です。

でも、どうしても洗剤を使いたい方は仕上げに少し洗剤を使って、さらに窓が光るようにすると良いです。洗剤を使いすぎて「拭きムラ」の跡が残らないようには注意して下さいね。

サッシやレールも掃除します

窓がきれいになったら、一緒にサッシやレールも掃除します。普段なかなか掃除する機会がないのと以外と汚れているので、掃除すると良いですよ。

サッシは窓掃除で使った雑巾を使って拭きます。レールは掃除機で吸い取れるゴミは取ってしまいます。掃除機で取りきれないゴミは歯ブラシに水をつけて掻き出します。歯ブラシで掻き出したゴミはティッシュに集めて、そのままゴミ箱に捨てます。

最後にレールを雑巾で水拭きすると、ゴミも汚れもない、きれいな状態になります。

窓掃除で注意すること

次に窓掃除で注意することをご紹介します。

手の届かない外側の窓は無理しない

外側の窓は、窓の造りによっては手が届かないなど掃除がしづらいこともあるかもしれません。危険ですので、絶対に体を乗り出して窓掃除をしないように注意してください。

どうしても気になる場合は、プロのハウスクリーニングの業者さんなどに相談してみて下さいね。

一度に全部やろうとしない

やってみるとわかりますが、丁寧にやると1枚の窓の内側と外側だけで15〜20分位かかるかもしれません。窓が何枚もある場合、一度に全部やろうとすると、とても疲れてしまいます。

「1日に行うのは1枚だけにする」など、別の日に分けて行ったほうが気持ち的に楽に行うことができます。

天気を気にしてみる

窓掃除は、くもりの日か雨が上がった直後に行うと良いです。湿度が高まっているので窓についた汚れがゆるみ、落としやすくなっています。

まとめ

いかがでしたしょうか。今回は窓掃除の正しいやり方と手順をお伝えしました。一度に何枚も行うのではなく、自分のペースで、できる範囲で窓掃除を行ってみてくださいね。掃除の後に、きれいになった窓を見るのは本当に気持ちが良いですよ。