電子書籍と紙の本どっちがいい?

はじめに

電子書籍と紙の本。「どっちを読んだらいいのだろう?」悩みます。今回は電子書籍と紙の本について考えます。

質問「電子書籍と紙の本どっちがいい?」

答え「読み手が考えて決めるのが良いと思う」

みんな迷っている

Twitterを見てもみんな迷っているのがわかります。

みんなこうして迷っているようなので、読み手が電子書籍と紙の本どっちがいいのか考えて決めることができるように、それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。

電子書籍のメリットとデメリット3つ

まず電子書籍からご紹介します。

メリットその1:持ち運びが便利

分厚い本を持ち歩く必要がないのはメリットです。逆に紙の本は分厚い本を持ち歩きたくないのがデメリットですね。

メリットその2:本棚が増えない

本棚に「物」としての本が増えていかないのもメリットです。整理好きの筆者としても、これはとても魅力的です。「家の本が多すぎる」という問題も解決できます。

メリットその3:わからない漢字の意味をすぐ調べられる

わからない漢字が出てきた場合、長押しすると意味が表示されたり、そのまま検索エンジンを使って検索できたりします。紙の本と違って、別の辞書やスマホを手に取って調べる必要なく、そのまま調べることができるのは魅力です。

デメリットその1:物足りなさがある

どんなに厚い本、どんなに感動できる本でも変わらず形状が同じというのは、物足りなさがあります。これは、紙の本が好きな人は実感としてあるのではないでしょうか。筆者もよく分かります。

デメリットその2:中古本として売れない

電子書籍は中古本として売れません。これも紙の本が好きな人は実感としてあるかもしれません。「古本」というのは本好きな人にとっては、魅力的な世界です。その世界とつながっていないのは悲しいと思う方がいると思います。

デメリットその3:積読になりやすい

読書好きにとって「積読問題」は切実です。読みたい本はいくらでもあるからです。紙の本でも切実なのに、電子書籍では尚更です。紙の本は「積んである」のが現実世界で形となって見えますが、電子書籍では意識してないと媒体の中でそのまま忘れてしまう可能性があります。注意する必要がありますね。

紙の本のメリットとデメリット3つ

次に紙の本をご紹介します。

メリットその1:本を読んでいる実感がある

紙の本は、本の手触りから本を味わうことができます。厚さや薄さなど。さらに今どの辺りを読んでるのかが手触りや感覚でわかります。紙の本から電子書籍にいけない人は、この感覚を手放せない人が多いのではないでしょうか。

メリットその2:電子書籍化されていない本も読める

例えば、電子書籍化されていない古い本が読めるのも紙の本のメリットです。古ければ古い程、紙の本の味わいが出ていたりします。

メリットその3:積読になりにくい

前に書いた電子書籍のデメリットその3の逆ですね。しかしメリットとはいえ、読書好きにとっては問題です。simple isとしては本棚や部屋単位などできちんと枠を決める。その枠を超えた本は持たないことを提案します。

デメリットその1:本棚やその他の場所を取る

上のメリットその3とつながっていますね。とにかく「ここまで」と限界を決めないと、本が家の中をどんどん侵食していきます。新書や古本を購入するだけでなく、図書館本も上手に活用したいものです。

デメリットその2:傷や汚れが気になる

紙の本は物なので、どうしても経年劣化で傷や汚れがついていきます。これを古本のように味わいとして見るか、価値がなくなってしまったように感じるか読む人しだいです。

デメリットその3:家の外で読むのに不便

分厚い本はやっぱりカバンに入れて外に持ち運ぶのに躊躇してしまいます。家の外で読むには文庫本にするなど上手に分けて利用したいものです。

メリット・デメリットで気がついたこと

  • それぞれのメリットが、逆にそれぞれのデメリットになっている
  • 「持ち運びが楽な方がいいから、やっぱり私は電子書籍」「本の実感を味わいたいから、どうしても紙の本」など読み手によって譲れない部分が強い

まとめ

今回は「電子書籍と紙の本どっちがいい?」ということでメリットやデメリットをご紹介しました。「今後電子書籍と紙の本をどちらを読んでいくのか?」考える参考にして下さい。

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